検査・治療法について
ラジオ波熱凝固療法

がんに刺した針の先端からラジオ波を出してがんを死滅させる方法です。
転移がなく、しこりが2cm以下の乳がんに適用されます。
特殊な細長い針を、超音波機器の画像を見ながら乳房内のがん細胞に刺します。ラジオ波という低周波を針先周囲に流し、がん細胞を約90℃の熱で死滅させます。
長所は、乳房の形が変わらない、治療が短時間で終わる、術後の回復が早い、痛みが少ないので体の負担が軽いことです。施設によっては、日帰り手術も可能。

短所は、保険が適用されないので、費用が高額なこと(30万円~)、がんそのものの病理検査ができないため、完全に死滅したか、画像のみでしか確認ができないことなどがあります。